(経緯)
山梨県のがんによる死亡は、昭和58年以来、死亡原因の第1位であり、平成22年には2,450人(総死亡者数の約3分の1)の方ががんで亡くなっています。
県では、平成19年4月に施行された「がん対策基本法」及び「がん対策推進基本計画」を踏まえ、「山梨県がん対策推進計画」を平成20年3月に策定し、早期発見、早期治療によって、がん死亡率を減少させるために、がん検診の受診率を50%以上とするという目標値を設定して施策を進めています。
一方、山梨県議会では、「山梨県がん対策推進条例」を策定するために、平成23年7月、「がん対策推進条例(仮称)案検討会」を設置し、先進府県の条例内容の分析などを行うとともに、県がん対策推進協議会をはじめ、県医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会など関係団体の意見を取り入れ、また、広く県民の意見をも聴取して条例化のための検討を行ってきました。
[参考]
がん対策推進条例(仮称)案検討会委員名簿
会長 棚本邦由
会長職務代理者 飯島修
委員 髙野剛 望月清賢 石井脩德 堀内富久 白壁賢一
山田一功 森屋宏 大柴邦彦 樋口雄一 安本美紀
そして、「山梨県がん対策推進条例」は、2012年3月20日に制定され、2012年4月1日に施行される運びとなりました。
|